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お家の一日*

今日は何の用事もなく、一日家に「籠れる」日でした。

よくここに書いているけれど、
楽しいお出掛けの用事だったり、お食事の約束だったりがある日と等しく、
「なんの予定もない日」も、私は大好き。

朝食後、ていねいに珈琲を入れて、
好きな音楽をかけて・・・。

お家の一日*_d0024809_20325793.jpg

書棚から「モネ展」の図録を引っ張り出して来て、
のーんびりと観賞。

・・・と行きたい処だけれど、
用事がないからといって、
「やるべきことが無い」という訳ではなく。

溜まりに溜まった”雑事”に追われる一日でした。
(そして、「印刷屋」も、また少し)




ところでこの「モネ展」。
1982年のものです。
中を見ると分かるのですが、本当に豪華です。
「これも、これも、これも、これも、日本に来ていたの~?」
と思います。
日本に勢いがあった、バブルの時代だからこそ、なのでしょうか。
すごいなぁ。
再び、来てくれないかな。
シャガールの図録を見ても思ったけれど。
もう、こんな風に絵を集めることは、出来ないのかな。

本当に本当に見たい人は、今の時代、国外まで、
当時よりずっと気軽に出かけられる時代だから、なのかも知れません。

私は、モネの場合、
この「本当に本当に」までは行かないのかもしれない。
パリではまだ見ていないもの。
(ゴッホは、オランダまで行きました。ゴッホ美術館ー)

見たい気持ちはあっても、限られた日数の中、
パリには他に見たいものがありすぎて辿り着けないー。

でも私は、西洋の絵画は、是非国内で見たいと思ってる。
国内で見る方が、ずっと心に滲みわたって来る。
(遠くからやって来た絵という)有難さが違うのと、
「少数先鋭」というか、数が限られているから、一枚一枚に集中出来るのです。
日常生活の流れの中で見るから、インパクトが違うのかも知れません。

一方、日本のものは、
不思議と外国で見ると心の底から共感し、懐かしく、愛おしいと感じてしまう。
この感覚も面白いな、と思います。

ところで、大事にして持っていながら何ですが、
「図録」ってよくないですね。
せっかくの作品たちが、小さくなってしまうような。
絵が発する筈のオーラが、別の形で閉じ込められてしまうような。
ポストカードも同じですね。
絵を見た後には必ず買って、大切に仕舞っておくのですが。

やっぱり原画がいいな。
原画が欲しい。
妄想的に言ってみているだけです、勿論。




Commented by mamako at 2011-02-27 23:32 x
原画、欲しいですね。。。^^
私は長野のローランサン美術館にまた行ってみたくなりました。
いつかゴッホ美術館、オルセーなんかも行ってみたいなあ。
Commented by juno7777 at 2011-02-27 23:50
mamakoさん、こんばんは。
ローランサン美術館、私もまた行きたい美術館です。
ゴッホも、もうずっと前なので、もう一度行きたいです。
オルセーは、パリに滞在してじっくり通いたい!!
Commented by vasenoir at 2011-02-28 14:23
モネは私も大好きです!

昨年の個展の時
応援に来てくれた生徒さん達とジベルニーへ行きました

庭はもちろんのこと・・・私はかれのキッチンに感動しました
椅子が10個ほどもあり
モネが料理にも腕をふるっていたとは・・・・

Commented by juno7777 at 2011-02-28 21:26
vasenoirさま
ジベルニーのお話はいろいろな方から伺いますが、
「キッチン」について語られたのはvasenoirさまが
初めてです~、キッチンのことは私も知りませんでした。
「モネの食卓」という本があるので、”なにかな?”
と気になってはいたのですが。
by juno7777 | 2011-02-25 21:03 | art* | Comments(4)